2024年8月分 はらぺこだより

9月23日は秋分の日です!

秋分の日の食べ物として昔から食べられているのは「おはぎ」です。
「おはぎ」は江戸時代から貴重な食べ物として知られています。
ご先祖様を敬い、供養する気持ちを表しているとされています。
小豆の赤紫色には、魔除けの効果があると伝えられ、お供えされたと考えられています。

「おはぎ」と「ぼたもち」は同じもので、食べる時期の違いから呼び方が変わっています。漢字では、「牡丹餅」「お萩」と書きます。
「牡丹餅」は牡丹の季節、春のお彼岸に食べます。
「お萩」は萩の季節、秋のお彼岸に食べます。大きさ・形にも特徴があり、「ぼたもち」は、牡丹の花のように丸く大きく作られ、こしあんを使います。
「おはぎ」は、かわいい萩の赤紫の花のように小ぶりで長めの丸楕円の形に作られ、粒あんを使います。
おはぎに欠かせないあんこの原材料「小豆」には、良質なたんぱく質と鉄分・カリウムなどのミネラルがあり、食物繊維がバランスよく含まれています。

腸内環境を整えて、善玉菌の活動を活発にしてくれるので、便秘の解消&美肌効果も期待できます。
アンチエイジング効果にも抜群のポリフェノールも多く含まれていて、「おはぎ」は総合的にオススメな食べ物といえますね。

十五夜について

十五夜とは、1年で最も月が美しい日とされる「中秋の名月」を鑑賞しながら、豊作や収穫を感謝する行事です。今年は、9月17日(火)とされています。月見団子をお供えする際には白い紙を敷き、十五夜にちなんで15個(または5個、あるいはその年の満月の数)を盛ります。月を鑑賞した後に食べるのが好ましいとされているそうです。

残暑が厳しいですが、9月の中旬には朝晩涼しくなると思われます。ご家族で夜空を眺めながらゆったりとした時間をお過ごしください!

給食室の談話

小豆が美容と健康にいい!って聞いたら、
今年はうちでも「おはぎ」作ってみようかな~
あんこ美味しいもんね、きな粉味も好きだわ~
ほかにも青のり・抹茶味・ゴマ塩・ずんだ味・かぼちゃあんもあるよね
変わり種のおはぎはカラフルで映えるし、より美味しそうだね
ご先祖様も喜んでくれそう(笑)
自分好みのおはぎを作って彼岸を迎えるのもいいかもね

おはぎレシピ

<材料 4人前>
・もち米 60g
・精白米 40g
・塩 0.4g
・あん こ 80g
・きな粉 12g
・砂糖 4g
・塩 0.4g

作り方
①もち米と精白米を一緒に洗い、炊く。
 炊きあがったら熱いうちにすり鉢に入れ、塩を加えてすりこ木で半つぶしにする。
②1つずつ丸めて、中にあんこを入れ、全体にきな粉をまぶす。
 *あんこは市販のものを加熱して使用する。